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般若「話半分」/03.一歩

般若「話半分」/03.一歩

一歩 一歩 この道の中
一歩踏みしめ オレ達きっと
じっとしてられねぇからずっと
何かを描いてこの先一歩
譲れねぇモノや理想や嫉妬
ちっぽけだけれど最後にピッと
してえから行くよ 最初の一歩
止まる事なかれ オレ等の


般若「話半分」より「一歩」

一歩目っていうのは、一番振り幅が大きい。マイナスにもプラスにも0を1に変えるそれは、人生にとって大切なものの一つだと思う。その割りに、一歩目の大きさは千歩目に比べたら、小さく見える。新しいことにチャレンジするとき、結構な確率で挫折する。今日こそ本格的なグリルチキンを自前で作ろうと思ってるのに、結局、ファミレスに行ってしまう。そもそもオーブンが無い。スキレットもない。費用対効果が見合うかもわからないし、私がちゃんと作れるか未知数だ。だったら、ファミレスに行った方が良くね?といつも挫折する。 そもそも、こんな話をすることが、色々間違っている。私の一歩は本当にどうでもいい人生のかかってない事だ。私のモグモグライフが豊かになるかどうかの話で、最終的な目的地がサグなデブしか見えない。(この場合のサグはチキンサグのことだ。お腹へったね。)私が、真にラッパーだったら、「この曲聞いて、俺はラッパーになると決めたんだ!」とか、かっこいい宣言ができる。このリリックをバックグラウンドに出来たなら、そりゃ絵になるに決まってる。私に出来るのは、今のところチキンサグ宣言しか残されていないところを見ると、やっぱり、どう考えても般若の人生と私の人生の間にある溝がマリアナ海溝ばりに断裂してると思うから、ちょっとやそっと生コンを流し込んだくらいじゃ埋め立てすることも出来ない。般若って敬称略して書いていいのかも不安に思うくらい溝は深いのだ。それでも、私は、この記事を書こうと"一歩"を踏み出したのだから、最後まで書かないといけない。それが、チキンサグのせめてものケジメだ。この話にちゃんとオチがつくことを願いつつ、素敵なtomorrowに期待したい。