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般若「話半分」/05.百発百中

般若「話半分」/05.百発百中

誰の事も舐めちゃいないから
殺す前に告白する 只
汚ねえやり方するよりまだ
コッチで魅せる ソレ 俺の性
何でもアリになっちまったな
その割に減っちまった 只
言葉遊びなら ソレ チャンバラ
オレか?オレなら見たまんまだ


般若「話半分」より「百発百中」

自分の言葉に"百発百中"だって言い切れない。そもそも、私に"百発百中"の銃は扱いきれない。暴発してどこに当たるか分かったもんじゃないからだ。16小節というマガジンの中に込めた弾を全弾撃ち込んで、人の心を射止めるのは、凄腕のガンマンでなきゃ出来ないことだ。これは、般若でなければ、打ち出せない弾だと私は思う。マイクを通して、打ち出す、魂のバレットは闇夜をつんざく一閃の稲妻だ………………。

きっと…感のいい君は……気づいてしまったのかもしれない………私が……何を…拗らせてしまっているのか…そして……私が"百発百中"という曲に…目をキラキラ輝かせて……古代から続く…闇の眷属の封印を……解こうとしていることをだ…

この一文だけで、私に"百発百中"という曲を作らせたら、歳にして、14,5の"闇の眷属"キッズ達の心だけをやたら撃ち抜くリリックしか作れないのが分かる。勿論、極炎十字式殺戮銃と書いてクロスロードヴォルカニックデススレイヤーと読む代物が登場するし、我が腕に魔改造して埋め込まれているという設定で話が進むに違いない。あ、でも、先天性の方が格好いいかもしれない。左腕に包帯巻かなきゃ。

ここまで、間違った方向性で作文しているのだけれど、つまりは、"百発百中"と題した曲を、本当に"百発百中"たらしめるのは、今まで歩いてきた足跡だということだ。その言葉に恥じない足跡を残した人間でしか照準を合わせられない飛び道具だ。リアルであり、今まで現実に戦ってきた歴史が物を言うそんな曲であり、般若そのものが格好いいからこそ言葉が際立っている。般若から言わせたら、私の称号"魔界王(仮)"はソレ チャンバラだね(笑)と一発で粉々に粉砕されてしまう。行動の伴った言葉だからこそ多くの人がリスペクトをするのだ。裏付けのある言葉の弾道は真っ直ぐにだけれど、正論だけが破壊力のある言葉だけじゃないとも般若は言う。理屈だけじゃない"虎の話"が次に続く。